子どもが小学生になると、「そろそろ習い事を始めさせたい」と考える家庭も多いでしょう。
しかし、さまざまなジャンルの習い事がある中で、どのような習い事が自分の子どもにあっているのかがイマイチ分からないという保護者様がほとんどかと思います。
そこで今回は、小学生に人気の習い事ランキングを紹介しつつ、書く習い事の適した年齢や、習い事をすることで得られるメリットも詳しく解説します。
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小学生の習い事事情

小学生の習い事は、学年や性格、家庭の方針によってさまざまです。最近では、スポーツ系や学習系だけでなく、プログラミングや英会話など将来を見据えた習い事の人気も高まっています。
文部科学省や各教育機関の調査によると、約8割の小学生がなにかしらの習い事をしているというデータも。
子どもにとっては、学校以外で自分の興味を広げる貴重な機会となっています。

小学生に人気の習い事ランキング

ここでは、小学生に人気の習い事をランキング形式で紹介します。それぞれの特徴やメリット、始めるのに適した年齢も併せて解説します。
第1位:スイミング(水泳)
対象年齢:年中~小学生全般
メリット
- 体力・持久力・基礎筋力の向上
- 学校の水泳授業で困らない
- 呼吸法が整い、集中力アップにもつながる
水泳は、男女問わず根強い人気の習い事。
全身運動なので、運動不足解消にもぴったりです。とくに、喘息気味の子どもには医師から勧められることも多いです。
第2位:学習塾
対象年齢:小1~小6
メリット
- 学校の授業の予習・復習ができる
- 学習習慣が身につく
- 中学受験にも対応しやすくなる
とくに、中学受験を検討している過程では、早めのスタートがカギ。
最近では、思考力や表現力を伸ばす少数制の塾も増えてきています。
第3位:英会話・英語塾
対象年齢:小1~
メリット
- 英語に慣れ親しむ耳を育てられる
- グローバルな感覚が養える
- 中学校での英語学習がスムーズになる
小学校での英語授業が必修となった今、英語への苦手意識を持たせないことが重要です。
楽しく学べる英語教室なら、自然に身につくのでおすすめ。
第4位:プログラミング教室
対象年齢:小2~小6
メリット
- 論理的思考力や問題解決力の育成
- 未来の必須スキルが身につく
- タブレットやPC操作にも慣れる
2020年からプログラミング教育が小学校で必修科目として追加されたこともあり、関心が高まっている分野です。
ゲーム感覚で楽しめる教材を使う教室も多く、子どもたちの好奇心を刺激します。
第5位:ピアノ・音楽教室
対象年齢:年長~小学生全般
メリット
- 表現力や感性が豊かになる
- 指先の運動が脳の発達に良い影響を与える
- コツコツ続ける力が身につく
音楽に触れることで、情緒が安定し、集中力も育ちます。
発表会などの舞台経験は、自信にもつながるでしょう。
第6位:体操教室
対象年齢:年中~小学生全般
メリット
- 運動能力の基礎を育てられる
- バランス感覚・柔軟性・協調性が身につく
- ケガをしにくい体作りができる
運動が苦手な子どもでも、楽しく取り組めるのが大きな魅力。
集団での活動に慣れるのにも効果的です。
第7位:サッカー・野球などのスポーツクラブ
対象年齢:小1~(地域によっては未就学児から)
メリット
- チームワークや協調性が育まれる
- 体力向上・ストレス発散に最適
- 勝ち負けを通じて学びがある
体を動かすだけでなく、仲間との関わりや礼儀を学ぶ大切な場でもあります。
第8位:習字
対象年齢:小1~小6
メリット
- きれいな字が書けるようになる
- 集中力が養われる
- 姿勢や筆圧も改善される
字が綺麗だと、それだけで印象が良くなります。
とくに丁寧に取り組む姿勢が身につくのは大きなメリットだといえるでしょう。
第9位:そろばん教室
対象年齢:小1~小6
メリット
- 暗算力や集中力が育つ
- 計算が早くなり、算数に自信がつく
- 数字に強くなる
一見古風な習い事ですが、近年また見直されてきています。
計算が苦手な子も、そろばんを習うことで算数に対して苦手意識を持たないようになるというメリットも。
第10位:ダンス教室
対象年齢:小1~小6
メリット
- リズム感や表現力が鍛えられる
- 体幹が鍛えられ、姿勢が良くなる
- ストレス発散にも効果的
ダンスは楽しく体を動かすだけでなく、舞台で表現する力も育みます。
自己肯定感のアップにもつながるでしょう。
習い事を選ぶときのポイント

ここでは習い事を選ぶときに注意したいポイントを2つ紹介します。
子どもの意思を尊重する
親の希望だけでなく、子どもが楽しめるかどうかを重視しましょう。
まず子どもが「やってみたい」と思えるかどうかを確かめるために、体験レッスンや無料体験などに参加して教室の雰囲気や学習内容、講師との相性などを確認しておくと安心です。
通いやすさ・継続しやすさも重要
送り迎えの負担や学校・家庭とのバランスも大切。
無理のないスケジュールで継続できる習い事を選ぶことが成功のカギです。

まとめ

習い事は、ただスキルを身につけるだけでなく、「好きなことを楽しむ力」や「続ける力」など、人生において大切な土台を育てるきっかけとなります。
小学生という時期は、心も体も大きく成長するタイミングです。
今回紹介した習い事ランキングを参考に、子どもにあった習い事も見つけてあげてくださいね。
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