妊娠がわかったらすぐ読むべき!妊娠初期にやること5選と食べ物・飲み物の注意点まとめ

妊娠・出産

妊娠検査薬で陽性反応が出た瞬間から、日々の暮らしや体調への意識が少しずつ変化していきますよね。

この記事では、妊娠が分かったあとにしておくと安心な5つの基本ステップをご紹介します。初めての妊娠で不安を感じている方や、これから妊娠する可能性がある方にも分かりやすくまとめました。

また、妊娠中に控えるべき食べ物・飲み物の一覧や、先輩ママたちの「やっておいてよかったこと」も併せて紹介しています。穏やかで快適な妊娠生活を送るためのヒントを、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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妊娠が判明したら最初にするべき5つのこと

妊娠を確認できる時期は、通常、生理予定日から1〜2週間が経過したころとされています。この時期に妊娠検査薬で陽性反応が出た場合、次に何をすればよいのでしょうか?

お腹の赤ちゃんが安心して成長できるよう、妊娠初期にしておきたい準備について、順を追ってご紹介します

まずは産婦人科で診察を受ける

陽性反応を確認したら、なるべく早めに産婦人科へ行きましょう。医師による診察で妊娠の経過が順調かを確認してもらうことが大切です。

妊娠6週前後になると、胎嚢(たいのう)や心拍の確認ができるようになります。生理予定日から2週間以内に受診するのが一般的な目安です。

受診が早ければ、子宮外妊娠など異常の有無も早期に発見しやすくなります。体調を見ながら無理のない範囲で予約しましょう。

市区町村で母子手帳を受け取る

胎児の心拍が確認されたら、医療機関から母子手帳の交付について案内があります。

母子手帳は、妊娠から出産、そして育児の記録までを記す大切なアイテム。交付は住民票のある自治体で行われ、必要書類は地域によって異なることがあるため、事前の確認を忘れずに。

多くの場合、母子手帳と一緒に妊婦健診の補助券も受け取れるので、医療費の負担軽減にもつながります。

出産する病院を選ぶ

妊婦健診を受ける医療機関や、出産を希望する病院は、なるべく早めに決めておきましょう。

人気の産院やクリニックでは、早期に分娩予約が埋まってしまうことも少なくありません。自宅からの距離、医師やスタッフとの相性、入院時のサポート体制などを基準に比較するとよいでしょう。

健診補助券の使用先にも関わるため、スムーズな通院のためにも慎重に選ぶことが大切です。

働いている人は職場への報告を検討する

お仕事をしている方は、妊娠が判明したタイミングで、信頼できる上司や人事担当者に状況を伝えることも視野に入れましょう。

安定期まで待つ人も多いですが、妊娠初期は体調が不安定になりやすいため、早めに報告しておくと理解を得やすくなります。

妊娠週数、出産予定日、勤務の希望スタイルなどを伝えることで、職場と協力体制を築きやすくなります。

食べ物・飲み物の注意点をチェックする

妊娠が分かったら、日常の食事内容にも気を配りましょう。

妊娠中は免疫力が低下するため、生肉や生魚、生卵などの摂取は避けるのが基本です。リステリア菌やトキソプラズマなどに感染するリスクがあり、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性もあります。

モッツァレラやブルーチーズといった非加熱のナチュラルチーズ、生ハムも注意が必要です。

カフェインは1日200mg以下が目安。アルコールは妊娠中すべての時期でNGですので、ノンアルコール飲料でも成分表示を確認するようにしましょう。

妊娠初期に避けたい食べ物と飲み物

妊娠が分かったら、まず気をつけたいのが「食べてはいけないもの」です。妊娠中はお母さんが口にするものすべてが赤ちゃんの成長に影響を与える可能性があります。

中には、流産や早産、発育不良、感染症などを引き起こすリスクがある食品もあるため、正しい知識を持って避けることが大切です。ここでは、妊娠中に控えるべき代表的な食品や飲み物を、理由とともに詳しく解説します。

生肉・加熱が不十分な肉

レアステーキやユッケなど、生または加熱が不完全な肉には、トキソプラズマリステリア菌などの感染リスクがあります。

これらの菌は妊婦の体に入ると、胎児にまで影響を及ぼすことがあります。特に初期段階での感染は、流産や胎児の障害につながるケースもあるため要注意です。

生魚や寿司

新鮮な刺身やお寿司が好きな方も多いと思いますが、妊娠中は控えたほうが安心です。生魚には寄生虫(アニサキス)や細菌が含まれている可能性があり、食中毒を引き起こす危険があります。

また、一部の大型魚(マグロ・キンメダイ・メカジキなど)は水銀を多く含む場合があるため、胎児の脳神経系に悪影響を及ぼす恐れがあるとして摂取量に制限が設けられています。

ナチュラルチーズ・生ハム

非加熱のチーズ(カマンベールやブルーチーズなど)や、生ハムにはリステリア菌が含まれる場合があります。リステリア症は妊娠中の感染で流産や早産のリスクを高めるとされています。

チーズを選ぶ際は「加熱処理済み(殺菌済み)」と記載されているものを選ぶようにしましょう。市販の加熱済みハムなどは基本的に安全ですが、心配な場合は加熱してから食べると安心です。

レバーなどビタミンAが多すぎる食品

レバーには鉄分が豊富に含まれていますが、ビタミンAの過剰摂取により胎児の奇形リスクが高まる可能性があるとされています。特に妊娠初期は注意が必要です。

ビタミンAは緑黄色野菜やサプリメントにも含まれているので、日常の摂取量が過剰にならないようバランスに気をつけましょう。

カフェインを含む飲み物

コーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンクにはカフェインが含まれています。カフェインを摂りすぎると、胎盤を通じて胎児に届き、赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす可能性があります。

一般的に妊婦のカフェイン摂取は1日200mg以内が目安とされています。コーヒーであれば1〜2杯程度が限度です。カフェインレスコーヒーやハーブティーなどに切り替えるのもおすすめです。

アルコール類(ビール・ワイン・日本酒など)

妊娠が分かった時点で、アルコールの摂取は完全に避ける必要があります。

アルコールは胎児の脳や内臓の発達に重大な影響を与える可能性があり、「胎児性アルコール症候群(FAS)」を引き起こす恐れがあります。これは一度発症すると回復が難しいとされており、妊娠中のどの段階でもリスクがあるため注意が必要です。

ノンアルコール飲料も、「微量でもアルコールが含まれていないか」ラベル表示を確認してから選びましょう。

ハーブティーの一部

「妊婦さんにやさしい」と思われがちなハーブティーですが、すべてが安全というわけではありません。中には子宮の収縮を促す作用を持つ種類もあります。

避けたい例としては、ジャスミン・ローズマリー・セージ・シナモンなどが挙げられます。妊娠中は「妊婦用ブレンド」などの安全性が確認されているものを選ぶと安心です。

妊娠中に「やっておいて良かったこと」|先輩ママの声

妊娠期間を実際に経験した先輩ママたちが、「あのとき準備していて助かった」と感じたことを紹介します。これから妊娠生活を迎える方にとって、参考になる体験談です。

家事の分担を事前に話し合った

妊娠初期は体調が不安定になりやすく、動けないこともあります。その前に夫婦で家事の役割を話し合っておいたことで、日常生活がスムーズに回ったという声が多く寄せられました。

外食で気分転換をした

妊娠中期に入ってつわりが落ち着いた頃、月に一度の外食タイムを設けたというママも。出産前にパートナーとゆっくり過ごす時間を作れたことが、心の余裕につながったそうです。

妊娠に関する情報を共有した

夫と一緒に妊娠・出産の知識を共有し、お互いの理解を深めることができたというママもいました。「こんなときはどうしてほしい」と伝えておくことで、産後の協力体制にも役立ったとのこと。

妊娠が分かったら、焦らず1つずつ準備を

妊娠が分かったら、まずは体をいたわりながら、少しずつ環境や生活の整備を進めていきましょう。

産婦人科の受診や母子手帳の取得、職場への連絡、生活習慣の見直しなど、やるべきことは多くありますが、一つひとつ対応すれば大丈夫。

これから始まる妊娠生活が、穏やかで前向きなものになりますように。

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